以下で `●' はバグの修正を, `○' は機能の追加・変更を表します. Ver.3.09 -> Ver.3.10 ******************** ● 標準ライブラリ中の識別子と衝突する名前があって、ちゃんとビルドできな い。 Ver.3.08 -> Ver.3.09 ******************** ● c/io.c:str2fp() 中に間違った配列名 realpath (正しくは realfile) があ るために make に失敗する。 Ver.3.07 -> Ver.3.08 ******************** ○ アクセス可能なファイル名を制限する `set-root-directory!' を追加。 ● ファイルのオープンに失敗すると、 gc中に無限ループに陥いることがある。 Ver.3.06 -> Ver.3.07 ******************** ● `gensym' への引き数が文字列以外の場合, SIGSEGVを起こす. ○ `gensym' への引き数が文字列の場合, その文字列が, 次の `gensym' の呼び 出し時の、デフォルトの前置文字列となるようにした. Ver.3.05 -> Ver.3.06 ******************** ● `modulo' への引き数の1つが inexact number のとき, 最初の引き数をその まま返していた. ● 実行ファイルが非常に深いディレクトリにあると、インストールに失敗する。 Ver.3.04 -> Ver.3.05 ******************** ○ コマンドラインオプションに `-myname ' を追加. ○ シンボルを全く含まないパッケージを GC の対象にした. ● パッケージ中のハッシュテーブルの使用中エントリ数のカウンタが, 負数に なってしまうことがあった. ● 手続き `round' が正しい値を返していなかった. ● 手続き `with-continuation-hooks' で, 多値への対応を忘れていた. ● `multiple-value-call' が入れ子になると, 正しい値が返らないことがあっ た. ○ 手続き `apply*' を追加. ○ syntax `(syntactic-quasiquote ...)' を追加. ○ perl 風の文字列リテラルを使用可能にする, scm/sys/perl.scm を追加. ○ 手続き `string-copy!' の仕様を変更. ● 手続き `call-with-output-string' が正しい結果を返さないことがあった. ○ ダンプファイルを直接実行できる仕掛を追加 (ただし unix 版のみ).